先日行ってきた徳島3泊4日一人旅。
ちょっと前になりますが。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 19, 2022
行ってきました、徳島ひとり旅。
鳴門のうず潮も最高の天気&大潮の日に見られたし、すごくよかった。 pic.twitter.com/2j5O0lYppk
行ってみてとてもよかったスポット10か所について、まとめておきます。
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徳島で行ってよかった!10スポット
うだつの町並み・脇町橋(潜水橋)
JR徳島駅から徳島線で1時間、トコトコと。
到着した穴吹駅から吉野川沿いに35分ほど歩いた先に、「うだつが上がらない」のことわざの語源となっている「うだつの町並み」があります。
町並みの中には、古い建物をリノベーションしたおしゃれなレストランやカフェ、ショップがいろいろ。
大谷川の向こう岸には、寅さんの映画のロケ地になった映画館「オデオン座」も。
中の見学もできるそう(有料)。
うだつの町並みがかつて阿波藍の集積所として大きく繁栄するもととなった吉野川には、「脇町橋」という橋が架かっています。
四国の川によくあるという、欄干を持たず、増水時には水面下に沈むようにつくられた潜水橋です。
橋の上で車がすれ違えるだけの幅がないので、橋のこちらとむこうでお互いに譲り合っては、結構なスピードで車が駆け抜けていきます。
思いのほか交通量が多くて、完全に日常に根付いている橋なのがよくわかる。
どうしてもこの橋の向こうに夕日が沈むのを見たくて、夕方まで待ってみました。
潜水橋と、橋の上を走っていく車のシルエット、きれいだった。
日が沈み、灯篭にぽつりぽつりとあかりがともったうだつの町並み。
この景色も見てみたくて、ふつうだったら数時間もあれば十分そうなこの町で、夕暮れまでのんびり散策していました。
18時半ごろうだつの町並みを出発して穴吹駅まで30分歩き、19時過ぎのJRで徳島駅へ帰還。
(吉野川沿いの道は、すぐ横を幹線道路が通ってはいるものの街灯がなく、ドキドキしながら速足で駆け抜けました。暗くなったらタクシーを呼ぶか、少し遠回りにはなるけれど明るい幹線通り沿いに歩いたほうがよさそう。)
RISE&WIN Brewing Co.・上勝町ゼロウェイストセンター
徳島観光というにはなかなか足がのばしづらいロケーションで、選択肢にはあがりにくいだろう上勝町ですが。
行ったら行ったで、あたらしいコンセプトでのまちづくりがのぞき見られ、行く価値十分なスポットだと思います。
レンタカー必須。
第一番札所 霊山寺(りょうぜんじ)
3年前、スペインの聖地巡礼路「カミーノ」を250㎞歩いて巡礼してきました。
四国八十八か所のお遍路さんも同じく巡礼路であり、いつか…と興味があります。
その一番札所と聞けばぜひ訪れてみたく、霊山寺へ行ってみました。
「一番札所」ということ以外ほとんど何も調べずに訪れ、本堂へ足を踏み入れて息をのみました。
灯篭の明かりが美しい…!!!
おごそかな気持ちになり、お線香を一本購入して火をともし、お経をあげさせてもらってきました。
わたしが滞在している間にも、大雨のなか若い男性がひとり、お遍路装束で立ち寄ってお参りして行きました。
わたしもいつかここから、お遍路旅をスタートできる日が来ますように…。
阿波おどり会館
徳島と言えば、阿波おどり。
ということで、阿波おどり会館へ。
3階の阿波おどりミュージアムで、阿波おどりの成り立ちや歴史をざっくりつかむことができました。
お次はひとつ下、2階の阿波おどりホールで、阿波おどりの実演ショーを。
阿波おどり会館専属の踊り手さんたちによるショーは、踊りの種類や楽器の説明に阿波おどりの踊り方のレクチャーもはさみながらの見ごたえあるもので、あっという間の40分でした。
阿波おどりには「連」というグループがあり、阿波おどり会館では夜の時間に有名連による実演回があったようですが、コロナ禍の現在は中止となっています。
連はそれぞれ様々な性格や魅力を持つようで、実際に夏の阿波おどりでそのいろいろな個性の踊りをぜひ見てみたい気持ちになりました。
なお、この建物の5階から眉山の頂上まで行けるロープウェイがあります。
今回はあいにくの年次点検中で全面運休していて乗れませんでしたが、眉山からの徳島の夜景もとても素晴らしいとのことなので、ぜひ夕方に行って乗りかったなあ…。
ひょうたん島クルーズ
食事処の店員さんに徳島観光でのおススメをきいたところ、「ひょうたん島クルーズはたのしいですよー!」と教えてもらったので行ってみました。
阿波おどり会館で11時からの阿波おどり実演を見終わってから、歩いてひょうたん島クルーズの乗船所へ向かい、12時20分の便に乗船。
シートがふかふかで超きもちよかった。
徳島は「水都」と言われるだけあって、まちじゅう川と橋だらけなんですよね。
ガイドさんによると、千いくつ(うろおぼえ)もの橋があるそう。
めずらしい三叉の橋や、満潮になるとくぐれないほど低い位置を通る橋、徳島城横を抜けて、最後に眉山が見えてきたときはちょっと胸が高鳴った。
徳島、「ひょうたん島クルーズ」。20〜30分でぐるっと一周、300円。https://t.co/0zRIWYBZ60
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 20, 2022
たくさんの橋をギリギリの高さでくぐりつつ、最後に牟岐線越しの眉山。
たのし。 pic.twitter.com/xznOdn97yU
ぐるっと一周30分弱、300円のクルーズ。
たのしいです。
黒崎渡船場・NARUTO忍者の道
鳴門の海を渡る渡し船の乗り場「黒崎渡船場」。なんと、乗船無料。
鳴門市観光情報センターで借りたレンタサイクルといっしょに載せてもらって、向こう岸の高島渡船場へ渡る2分間。
「うずしお食堂」でのんびりお昼を食べていて、乗るつもりだった便の時間が過ぎてしまったので、次の便の出港時間まで約一時間、渡船場脇にある待合所で時間をつぶしました。
ストーブがたかれ、テレビがつけっぱなしで、操船が終わった係の人が次の便の時間までごろりと横になって休んでいる空間。
時間がゆるゆると流れていきます。
1時間後、15時30分発の便で向こう岸の高島渡船場にわたり、レンタサイクルで散策。
海岸沿いに走っていると、「鳴門ウチノ海総合公園」という開放的な公園に出ました。
ランニングしている人がいっぱいいた。気持ちよさそう。
さらに奥へ進むと、鳴門教育大学の寮だという建物群の向かいに、「湖…?」と思うほどおだやかな内海の風景。
その奥に、「NARUTO忍者ロード」なるスポットがありました。
干潮になると、こちら側から向こう側に道がつながるとのこと。
この時は潮が満ちていましたが、浅瀬になっている部分が向こう岸まで続いているのがうっすらと感じられました。
レンタサイクルでのんびり走って1時間半、高島渡船場へ戻ってきた。
17時5分発の渡船で、黒崎側へ戻ります。
来るときはわたしともう一人だけだったけど、帰りは帰宅ラッシュ時間帯だったのか結構たくさんの人が乗っていて、ほんとうにくらしに密着した生活路線であることがよくわかりました。
徳島、黒崎渡船。レンタサイクルで乗船した。無料。https://t.co/fwF5D0URdY
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 20, 2022
リアルに生活路線で、自転車通学の学生さんでいっぱい。 pic.twitter.com/apo5D18z9K
そんな風景を見られるのも、旅の醍醐味という気がします。
お茶園遊歩道・お茶園展望台
鳴門で宿泊していたホテル「鯛丸海月」(Booking.comでセール価格で泊まれてありがたかった…)は、千鳥が浜が目の前。
朝の光の中で見る鳴門大橋、美しい。
千鳥ヶ浜の脇に「お茶園遊歩道」の入り口があったので、歩いてみました。
こんな感じの歩道を歩くこと20分。
お茶園展望台に到着!
絶景ー!
ここ、すごく静かで景色も開けていて、とてもいい場所でした。
徳島、「お茶園展望台」。https://t.co/vvBnnTBOoS
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 20, 2022
千鳥が浜〜鳴門大橋がとてもきれいに見える場所。 pic.twitter.com/IJsik627cd
なんかあんまり口コミもないし、泊まっていたホテルのフロントの方に聞いた時も「あー、あの道ですか…。ひたすら上る道なのであんまりおススメはしませんが…」という感じだったけど、もったいないと思った。
お散歩が苦にならない方には、すごくおススメのスポット。
(恋愛が成就しそうな?ハートの石畳もありました。)
鳴門山展望台
有名な「千畳敷」も、橋と海峡がよく見えてもちろんよかったけど。
もうちょっと上からも見てみたくて、鳴門山展望台に上ってみることに。
千畳敷の脇から、山側に登っていく道があります。
10分ほどで、展望台に到着。
いやー、向こうの淡路島まで、よく見えるーーー!!!
お茶園遊歩道と同じく、ここもだーれもいなかった…。絶景ひとり占め…。
千畳敷もいいけれど(「郷土料理 潮風」のあぶり鯛丼おいしいし)、スニーカーのような歩きやすい靴ならば、お茶園遊歩道やこの鳴門山展望台も絶景ですごくおススメです。
大鳴門橋遊歩道 渦の道
橋の上から鳴門のうず潮をみられる遊歩道、「渦の道」。
このあと、うず潮を間近で見られる船「うずしお汽船」にも乗るつもりだったので、お得なセット券(1,850円)を購入して入場しました。
この遊歩道、側面は風を逃がすために壁ではなく網になっているし、上が自動車道なので車の振動で床がひっきりなしにグラグラ揺れるし…こわくて足元がふわふわする…。
この日の干潮時刻は11時過ぎからだったので、JUST&ベストタイミング。
瀬戸内から太平洋に向かって潮が引き始め、海面がどんどん泡立ち、うずを巻いていきます。
ひっきりなしに通る観潮船に手を振るひとたち。
この遊歩道、うず潮観察のために床がガラスになっているところもあって、ゾクゾクがとまらない…怖い…けど載ってみたい…やっぱりゾクゾクする…。
鳴門のうず潮、「渦の道」の展望台のガラス床から。https://t.co/lqlaS4oQM4
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 20, 2022
ゾクゾクするゥ🥶 pic.twitter.com/rrvJzDVCfV
風がびゅうびゅうと吹き抜け、足元のはるか下で海面が渦を巻く音がざあざあと聞こえてくる、すごい体験でした。
うずしお汽船
最後は船でうず潮の近くまで行ける、「うずしお汽船」に乗船。
うずしおを観るのに適した日時は、うずしお汽船のホームページの「うずしおワクワク度」をチェックするのがいちばんだと思います。
12時の便に乗船。
先ほど訪れた「渦の道」とのセット券で、数百円安くなっています。
うず潮が起きるのは、鳴門大橋の下のエリア。
鳴門大橋のかかる海峡へ向かって、出港!
橋の下に着いてみると、この日11時ごろから始まった引き潮は12時ごろにはさらに勢いを増していて、海面が泡立って大きくうねり、あちこちでうずを巻いているのが見えました。
ものすごい勢いで、怖いぐらい。
船のすぐ横で次から次へと渦が現れ、消えていく。
鳴門のうず潮の動画🌀(音アリ)。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 20, 2022
この日は晴天&大潮で、かなりの観潮好適日だったらしい。
※観潮船からうず潮をみるのに適した日時は「うずしおワクワク度」
でチェック。
→https://t.co/ZaR2lRxKMD pic.twitter.com/3V3TJRvfQe
この日は大潮かつ好天で、絶好のうずしお観潮日和となりました。
徳島ひとり旅3泊4日のスケジュール まとめ
今回の徳島旅の旅程をざっくりまとめておきます。
1日目
08:55 羽田空港発(ANA281便)
10:15 徳島空港着、徳島駅行きリムジンバス乗車
11:00 徳島駅着
11:38 JR徳島線乗車
12:53 穴吹駅着、徒歩で「うだつの町並み」へ
13:30 「うだつの町並み」着、ランチ、散策
18:30 「うだつの町並み」発、徒歩で穴吹駅へ
19:11 穴吹駅発
20:14 徳島駅着、ホテルチェックイン
2日目
11:00 徳島駅前をレンタカーで出発
11:50 上勝町「RISE&WIN Brewing Co.」着、ランチ
13:30 上勝町「ゼロ・ウェイストセンター」見学
14:00 上勝町をレンタカーで出発
15:45 レンタカーで第一番札所「霊山寺」到着、見学
17:00 レンタカー返却、ホテル帰還、夕食
3日目
09:45 「阿波おどり会館」 阿波おどりミュージアム見学
11:00 「阿波おどり会館」 阿波おどり実演(専属連)見学
12:20 「ひょうたん島クルーズ」乗船
13:00 徳島駅前→小鳴門橋バス停へ、バス乗車
13:42 小鳴門橋バス停下車、「鳴門市観光情報センター」でレンタサイクル調達
14:00 「うずしお食堂」でランチ
15:30 「黒崎渡船場」より渡し船乗船、「鳴門ウチノ海総合公園」「NARUTO忍者ロード」など散策
17:05 高島渡船場より渡し船乗船、黒崎渡船場へ戻る
17:30 レンタサイクル返却
18:11 小鳴門橋バス停→千鳥ヶ浜バス停へ、バス乗車
18:20 千鳥ヶ浜バス停下車、ホテル「鯛丸海月」チェックイン
4日目
08:15 「お茶園遊歩道」散策開始
08:40 「お茶園展望台」到着
09:00 「千畳敷」到着
09:20 「鳴門山展望台」到着
10:00 「郷土料理 潮風」で朝食兼ランチ
11:00 「渦の道」見学
12:00 「うずしお汽船」乗船
12:26 亀浦口バス停から徳島駅行きバス乗車、徳島駅近辺散策
18:25 徳島駅前発 徳島空港行きリムジンバス乗車
19:25 徳島空港発(ANA286便)
20:35 羽田空港着
おわりに
唐突に行ってきた3泊4日徳島旅、大満喫できました。
とはいえ、旅行中、現地の方におしえてもらったおいしい徳島ラーメン(鳴門ラーメン)のお店は、行ってみたもののお休みでがっくり…。
眉山のロープウェイもお休みで、徳島の美しい夜景が見られずがっくり…。
まあ、いくつか心残りがあるぐらいが、いつかまた行きたいエネルギーになるよね、ということで。
▼徳島旅で便利だった新規投入アイテム。
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