先日、カメラを持って東京の下町のあたりをぶらっとしてきました。
きっかけは、蔵前にあるゲストハウス「Nui.」を運営されている石崎氏のこちらのツイート。
駅から少し離れるけど、新御徒町駅との間ぐらいにある味の幸楽は完全に町の食堂。75歳の大将が中華鍋を振る音が気持ちいい。名物メニューは半ナシゴレンラーメンセットで、ナシゴレンは60年前にインドネシア人からのリクエストで考案した独自の味。外の景観がまた最高で、僕含めファンの多いお店。 pic.twitter.com/NSLfJp2qPz
— 石崎嵩人 | Backpackers’ Japan (@takahito1101) January 18, 2020
この食堂の雰囲気すごい好き…行ってみたい…ということで、カメラを持って友人とふたりで行ってみることに。
ふたりともぼーっとしていて、この食堂は新御徒町なのになぜか集合場所を西日暮里にしてしまったので、西日暮里から谷中、上野を通って新御徒町へ行き、そこから蔵前、浅草と散歩がてら歩きとおしてきました。
歩いた距離は約15km。
Myカメラ「LeicaQ」で撮った写真をまとめておきます。
西日暮里から上野
「11時西日暮里駅集合!」といいつつなんとなく早く家を出てしまい、1時間早く到着。
せっかくなので駅周辺をぷらっと散策し、時間になったらまた西日暮里駅に戻ればいいやと歩きだしました。
諏訪神社があったのでちょっとお邪魔してお参りさせてもらいつつ道を進むと、「富士見坂」が。
ここ、東京メトロのCMで石原さとみさんの背景にちらっとうつっていた場所だ!!!
今は残念ながらビルが建ってしまって富士山は見えなくなってしまったそうですが、開放感があって雰囲気のいい坂道でした。
富士見坂を下ってもまだ時間があるので、左に曲がって歩き続けてみる。
そんなこんなで歩くうちに、突然谷中銀座の夕焼けだんだんの階段横にひょっこり出てびっくり!!!
友人に連絡を取ったら「じゃあ谷中で待ち合わせに変更しよっか!」となり、無事合流完了。(ゆるさが最高。)
谷中銀座にある刃物の研ぎ屋さん「Things. YANAKA」。
2階が古着のお店とぽっかり空いた空間になっていて、明るい光が差し込んでとてもすてきでした。
谷中から根津上野方面へ抜ける「へび道」をのんびり歩きながら行きます。
根津を抜け、たどり着いた上野公園の不忍池周辺では河津桜(かな?)も咲きはじめ。
広小路通りからアメ横へ入り、新御徒町へ抜けていきました。
きたなシュラン認定!新御徒町「幸楽」で、半ナシゴレンとラーメンセット
新御徒町の「幸楽」へ到着!
おおお、シブい…。いい…。
お店の外に冷蔵庫や黒電話があり、黒電話はもちろん現役でここに電話がかかってくるそう。
かつてTV番組「みなさんのおかげでした」の「きたなシュラン」に認定されたようで、店内のメニューの下には「のりさんのおすすめ」と貼られていたり。
お店の大将、にこにこ話しながら中華鍋を振ってる。
とんねるずのノリさんも大将もおすすめの半ナシゴレンとラーメンセット(800円)。
これがナシゴレンかというとそうな気もするしそうではない気もするけど、どちらにしてもなつかしーい味でほっこりとおいしかったです!
蔵前から隅田川テラス
幸楽を出て、お茶でも飲もうと蔵前方面へ向かって歩きだしました。
下町のごちゃっとした雰囲気のなかに、ときどきおしゃれなお店がぽこっと出てくる。
あちこちのお店にちょっと入ってみたりしながら歩いているうちに、東京スカイツリーなどの景色がきれいに見える「隅田川テラス」に到着。
天気がよくて、写真撮るのも楽しかった。
日が傾きはじめちょっとずつ底冷えしてきたので、あたたかいお茶を飲んでお別れ。
またねー!
浅草から銀座線渋谷駅
友人と別れたあと、ひとりでちょっとだけ浅草寺に寄ってみることにしました。
なんどか来たことはあるけれど、このカメラを持って来るのは初めてだったので。
新型コロナウイルスのせいもあるのか、いつもに比べて全体に人が少なかったような…。
夕日の中の雷門や浅草寺、このカメラで撮るとこっくりした色が強く出る感じでまた新鮮でした。
渋谷に出たかったので、最近あたらしいホームになって話題だった銀座線に乗ることに。
到着した渋谷駅は、さらっと撮っただけで妙にSFチックに写る不思議な空間。
海外からの観光客らしきひとたちも、熱心に写真を撮っていました。
おわりに
西日暮里から谷中、上野、新御徒町、蔵前、浅草と歩いたいちにち。
スマホのデータをみると、この日は距離にして14.6kmを歩いていました。
カメラを持って撮りながらだと、いつのまにか歩けてしまっている不思議。
特に何ということがなくても楽しめるというのは、ありがたいことです。