先日、鳥取県へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは4日目の記録。
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4日目:わいわいパス(米子広域バス1日券)で植田正治写真美術館、テラスザダイセン、夜見神社、大山寺
むかしからぜひ行ってみたいと思っていた植田正治写真美術館。
アクセスが良くないのでどうしたものかと思っていたら、電車、路線バス、伯耆町デマンドバス循環線(事前予約制コミュニティバス)でなんとか行けそうなので、行ってみることに。
08:00 わいわいパス(米子広域バス1日券) スマホで購入
米子市内とその周辺域の路線バスを1日乗り降りできる周遊券、わいわいパスがあると知り、購入。
ホテルのWi-Fiを使ってスマホにRYDE PASSというアプリをダウンロードし、クレジットカード決済で支払い。
米子広域版1,000円(米子市内版は600円)。
購入後、アプリで利用開始手続きをした日の23時59分まで利用可能。
平日は利用開始時間が遅かったり、行先によってはそもそもバスの本数が多くはなかったりするので使い方には多少の注意も必要だけど、インフォメーションセンターなどに出向かなくてもスマホでさっと購入できるし、米子広域版はかなり利用可能範囲が広いので、十分使いでがあると思った。
(わたしはこの1,000円パスでこの日、3,000円分以上バスに乗車した。)
08:30 伯耆町デマンドバス 電話で乗車予約
植田正治写真美術館の公共交通機関でのアクセスは、伯備線の岸本駅が一番近くはあるのだけど、そこからでも徒歩45分弱はかかる…(しかも上り坂)。
かといってタクシーも1,000円以上かかるようなので、好奇心もあって伯耆町デマンドバス(事前予約制コミュニティバス)を利用してみることに。
配車センターへ電話し、この日10:20に岸本駅前を出発し、10分ほどで植田正治写真美術館前に到着する便を予約。
乗車料金は200円。
こんなシステムがあるんだねえ。
地方ならでは。
09:07 植田正治写真美術館へ
09:07、米子駅前からわいわいパスで路線バスに乗ること30分、伯耆町役場前で下車。
徒歩数分で、岸本駅前へ。
10:20、電話で事前予約したデマンドバスが駅前に到着したので、乗り込む。
10:30、植田正治写真美術館に到着。




この日はほんとうに天気が良く、館内から大山を望むガラス窓にほどこされた山高帽シルエットのかわいい仕掛けといっしょに、大山がこの上なくきれいに見えた。
館内は外国人観光客がいっぱい。
ここ数年、日本国内をふらふらっとあちこち旅して来て、外国人観光客のアンテナ感度の高さと、実際にそこまで足を運ぶフットワークの軽さに、心底感心させられることが多い。
日本人自身が、もっと日本について知っていてもいいんじゃないかなと思う。
焦点距離8,400mm
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 10, 2023
F値32
画角21度
2郡
5枚構成
最大直径600mm
のカメラレンズ入り建築 pic.twitter.com/wJVx33bC6J
植田正治のバイオグラフィー展示、作品展示、ガラス越しに取り込む大山の山容、壁に超大型レンズをはめ込んで館内に逆さ大山を映し出すカメラ的仕組み、どれも興味深く、すばらしい美術館。
いつか、と思っていた場所に行けて、良かった。
12:30 テラスザダイセンでランチ
美術館を出て、さてどう戻ろうか…とぼんやり考えていたら、すぐ隣で黒山の人だかりができている場所が。
鳥取の「テラス ザ ダイセン」、大山がいなバーガーも景色もサイコーだったのよ#鳥取県 #テラスザダイセン#大山ハム pic.twitter.com/XJSGMbDYqL
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) May 25, 2023
おとなりの大山ハム工場が出店しているカフェテラス、テラスザダイセンだった。

芝生広場に用意されたテーブル席やベンチ席のほかにも、お店横に置かれたピクニックシートやクッションを使って、みんな思い思いの場所でくつろぎながらドリンクやフードを楽しんでる。
美術館を出た時には、岸本駅まで再度デマンドバスを予約するには時間が中途半端…タクシーはお金かかる…とぐるぐる考えていたけれど、ここできれいな景色を見ながらおいしいバーガーを頬張っていたら、どうでもよくなってきた。
ここへ来るまでと違って帰りはずっと下り坂だし、天気はサイコーだし、おいしいもの食べてお腹いっぱいだし、30分歩いて伯耆町役場前に戻れば米子駅に戻るのにちょうどいいバスの時間になりそうだし
歩こー!!!
なんか、カミーノ歩いてた時みたいな気分になった
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) May 21, 2023
季節もちょうど同じぐらいだしね pic.twitter.com/Cu3N88LM2k
13:57、伯耆町役場前から路線バスに乗車。
14:32、米子駅着。
14:37 夜見(よみ)神社へ
米子駅へ戻りながら、うーん、どうしようかなー、と思っていたけれど。
行ってみることにした、夜見(よみ)神社。
だって、「夜見=黄泉(よみ)?」と聞けば、行って見たくなるってもんじゃないですか
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 10, 2023
戻るバスまで1時間以上あったし、周りにほんとに何もなかったから、社務所前のベンチに腰掛けてぼーっとしてたけど、楽しかったよ
「夜見=黄泉(よみ)」か???なんて説を見かけたら、やっぱり行って見てみたいなーと思ってしまう。
実際に行って見た夜見神社は、鳥居から社殿までの間の参道両側にふつうに民家がずらーっと立ち並んでいる不思議なつくり。
太陽がジリジリ照り付ける中シーンと静まり返った境内の砂が白くキラキラ光り、ときおり強い風がざあっと吹き抜けていって、あまり生命が感じられないのに確かになにかがそこにあるような雰囲気に、ちょっとお腹がゾワゾワしてくる。
なんとなく、恐山の林崎がこんな感じだったよなーと思い出す。
奈良時代ぐらいまではいまの弓ヶ浜半島は砂でできた島ぐらいの大きさだったらしく、その島の一番南端あたりが、いまの夜見地区にあたるのかな?
出雲の文化圏をつくった古代の人々にとっては「この世の果て」ぐらいの場所だったんだろうと想像すると、まあ「黄泉(よみ)」でもあったのかもなあと。
そんなこんなに思いをめぐらす時間もたのしかった(まわりにはほんっとに何にもなかったけど)。
16:46 大山寺へ
うーん、もう一息、ここまで来たら、大山にも行ってみよう!
せっかくの晴天だし、わいわいパスの広域版なら大山寺までの路線も乗れるし、いまから行けば日が落ちていく弓ヶ浜半島と中海と日本海がきれいに見えそうだし、30分弱だけど大山寺参道を散策できそう。
米子駅前からまたまた路線バスに乗車。
バスは街を抜け、田園風景の中を走り、どんどん山道を登っていく。

大山寺のバス停で下車し、参道から振り返ってみたら、ギラギラ光る夕日の中で、ピンク色に輝く中海と日本海の間に弓ヶ浜半島が弧を描きながら伸びているのがきれいに見えた。
うん、これが見たかった!大満足!




明日は多分もう無理なのでね(天気)
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) May 21, 2023
参道にあったモンベルのショップでおみやげ、豪円湯院で豆腐とデザートを買って、急いでバスへ戻る。
これが今日の最終便だから、これを逃すと米子へ帰れないからね。
参道のあたりは大山登山を終えて下山してきた後らしき登山者が、疲労感から屍のようになって歩いている姿をちらほら見かけた。
この日はとにかく天気が良く暑かったので、大変だっただろうな。
オツカレサマ!
18:10 大山発、19:08 米子駅着。
19:30 牛骨おでん 壱ト弐で夕食
米子駅から、宿泊していたホテルアルファーワンへ戻る途中のおでん屋さん、壱ト弐で夕食。
カウンターで、自動車免許を持っていないという若者と話したり。
確かに、今どきの都会の若者にとっては車はコスパ悪すぎるから、必要ないと思うのはわかる。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 3, 2023
けどね、それとは別にやっぱり「免許」は持ってたほうがいいよなーと思った。
一生都会で暮らせるとは限らないからね。マジで。
境港出身だというお店の店長と女将さんから、おススメスポットの話を聞いたり。
なにを食べてもおいしいし、食べ物にあう日本酒を出してくれるし、雰囲気はフランクだし、とってもいいお店だった。
大満足でホテルへ帰還、就寝。
おやすみなさい。
おわりに
1,000円のバス周遊券で、朝から晩まで米子周辺を走り回ったいちにちだった。
植田正治写真美術館のアクセスが良くないので、レンタカーを借りようかとも思ったのだけど、わいわいパスと伯耆町デマンドバスに助けられた。
こういう旅程も、攻略ゲームみたいでたのしくて好き。
▼楽天トラベルの全国旅行支援。宿泊自体が割引になるのはともかく(そもそもの元値が上がっていることも多いので)、地域クーポンがついてくるのがかなりありがたい。鳥取ではおみやげ購入と食事に使用。
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