富山

【富山2泊3日旅】3日目：富山地鉄富山港線、岩瀬エリア、舛田酒造、富山市役所展望塔、白えび亭

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ちょっと前のことになりますが、12月に夫とふたりで富山へ行ってきました。

今回の旅程はざっくり;

  • 1日目（高岡泊）：氷見線、氷見漁港魚市場食堂、比美乃江公園、ひみ番屋街、道の駅雨晴、らぁめん次元
  • 2日目（高岡泊）：万葉線、富山県営渡船、あいの風プロムナード、海王丸パーク、新湊内川、高岡大仏、新湊寿し処浪花鮨本店
  • 3日目：富山地鉄富山港線、岩瀬エリア、富山市役所展望塔、白えび亭

という感じ。

きょうは最終日、3日目の記録。

 

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3日目：富山地鉄富山港線、岩瀬エリア、富山市役所展望塔、白えび亭

アパホテル高岡駅前をチェックアウトし、富山駅方面へ移動。

09:30、高岡駅からあいの風富山鉄道に乗車。

車窓は田園風景と、その向こうに続く山並み。

09:50、富山駅着。

富山駅

10:00、富山駅から富山地鉄富山港線に乗車。

10:24、岩瀬浜駅で下車。

10:30 岩瀬エリア散策

前回、岩瀬浜駅で下車した時は、海岸へ出てぼーっと海を見ていたんだった。

今回は北前船交易で栄えていたという、岩瀬浜のまちの方へ行ってみる。

岩瀬浜駅から10分ほど歩くとまわりがにわかに古い街道筋らしい雰囲気になって来て、角を曲がったところで一気にタイムスリップしたような街並みに変わった。

まずは、知る人ぞ知る満寿泉の酒蔵、舛田酒造。

富山　岩瀬　舛田酒造　沙石

そのお酒が試飲できる沙石へ立ち寄る。

通りを全部見て回ってからでもいいんじゃない？とも思ったけど、店構えを見たらもうガマンできなかったのよ…。

富山　岩瀬　舛田酒造　沙石
富山　岩瀬　舛田酒造　沙石

富山　岩瀬　舛田酒造　沙石

タイマーできっかり15分。

ちょっとした角打ちみたいなもの。

おいしかった！たのしかった！

お次はまちの和菓子屋さん大塚屋。

甘いもの大好き夫が、土日限定のシュークリームの貼り紙を見て入店。

店内のベンチに腰掛けて、さっそくかぶりつく。

おいしかったそうです。

店外へ出ると結構な雨。

次は国重要指定文化財の、廻船問屋森家。

富山　岩瀬　

…と思ったら、この年のお正月に発生した能登半島地震の影響による点検整備で休館中だった。残念。

今回の富山行き、決まった時からめちゃくちゃ楽しみにしていたことがあった。

それが、GAKU Ceramicsで器を見ること。

ざらりとした質感、シンプルなかたちが、好みど真ん中過ぎる。

前回訪れなかった岩瀬の古いまちなみを見に行きたいというのはもちろん、その岩瀬で作陶されているというGAKUの器を見るのも楽しみだったんだよねえ。

…と訪れてみたら。

予約制だったらしい（もちろん予約などしていない）。

そして、後から調べてみたら、この日はどうやら展示会で東京にお出かけだったらしい。

ああああああああー…かなしい…でもしかたない…どっちにしても縁がなかったんだな…。

気を取り直して奥へ奥へと進んでいくと、明るい雰囲気がかわいらしいカフェMUROYAが。

ここ、障がいを持つ方の就労支援施設として運営されているとのこと。

わたしは「富山名産黒づくりカレーセット」、夫は「悠牧豚丼ランチセット」をいただいた。

ちゃんとしっかりおいしくて、大満足。

店内には障がいを持つ人たちによるデザインのバッグやＴシャツ、編みぐるみなどのグッズが並んでいて、それがどれも本当にかわいらしくおしゃれ。

テイクアウトコーナーでは、おとなりの酒蔵「桝田酒造店」の純米大吟醸「寿」プラチナの酒かすを使った酒かすマカロンも売られていて、あまりにおいしそうだったのでひとつ購入。

メインストリートへ戻ると、氷見のひみ番屋街でも立ち寄ったつりやのショップがあったので、おつまみ的な食品をいくつか購入。

これらはお正月におせち的に頂いて、大変おいしかった。

そして、そのつりやの店頭には、今回おじゃまできなかったGAKU Ceramicsの器が…！

すっきりと薄づくりの、青磁のおちょこ。

すごくすごくすごくすごく迷ったけど、購入はせずに外へ出る。

うーーーん、イイんだけど、ざらっとした質感の器に魅力を感じてたからなー。

富山港展望台へ。

富山　岩瀬　展望台

おしいーーー！ときどき雲がさあっと引いて行って、立山連峰の上の方まで見えそうになるんだけどなーーー！

野点セットをひろげ、さきほどMUROYAで買ってきた酒かすマカロンで一服。

おいしーーー！

立山連峰は相変わらず姿を見せてくれないけれど、一服頂いているあいだに富山湾の方に大きな虹がかかっているのも見えたりして、岩瀬へ来てよかったなあという思いでいっぱいになる。

展望台からまちを見下ろすと、大層りっぱな門とお庭のある邸宅があり、外の駐車場から門の中へ次々と人が入っていくのが見える。

なんだあれ？

行ってみると、最初に入った舛田酒造沙石だった。

富山　岩瀬　舛田酒造　沙石

どうやらあの一角、日本酒だけでなく、お庭を囲むようにフレンチや割烹のお店も配されていたらしい。

沙石の店内はアートが展示されてギャラリーのようになっていたし、美意識がしっかり通ってるエリアだなあ。

最終日だし、舛田酒造のお酒を買って帰ろうと沙石に再度立ち寄ってみると、ここは利き酒のみで、お酒の購入は数店舗行った先の酒商田尻本店でとのこと。

のれんをくぐって店内に入ると、これまた趣深い店構え。

店内は片方の壁面がガラス張りのカーヴのような保管庫になっていて、高い天井、立派な梁がカッコいい。

舛田酒造だけでなく、日本全国からのいろんなお酒が並ぶ中を見て回っていると、壁際の棚の前で思わず足がとまった。

GAKU Ceramicsの器が置かれてる…それもあのざらっとした質感の器が…！！！

いやー、やっぱりすごく素敵ーーー！！！

で、購入。

はああ、よい…。

出会えてよかったー！

富山　岩瀬　

相変わらず降ったり止んだりがつづく中、岩瀬のまちを後にする。

15:30 富山市役所展望塔

14:31、岩瀬浜駅から富山地方鉄道富山港線に乗車。

富山駅で降りようと思っていたけど、せっかくなので富山市役所展望塔にも行ってみることに。

市役所近くの停留所まで行く途中、平和通りあたりから見える立山連峰もちょびっと、ほんとうにちょびっとだけ期待したけれど。

だめでした。

当然ながら、富山市役所展望塔からもまったく見えず。

うん、でも富山を満喫した。

夫もたのしんでたし、よかった。

さて、最後に富山駅でおみやげを調達しよう。

16:30 富山駅ビルでおみやげ＆白えびかき揚げ

富山市役所から歩いて富山駅へ。

駅ビルでそれぞれおみやげを買う。

北陸新幹線の沿線の駅ビルって、おみやげや名産品がなんでも揃っちゃうイメージ。

ちょっと味気なくはあるけど、やっぱり便利。

あっという間におみやげタイムも終わり、新幹線までまだ時間があったので、白えび亭へ。

夫は初めての白えび亭、富山スペシャル天丼を平らげてもうお腹いっぱい思い出いっぱいという感じ。

たのしかったねー。

18:17 北陸新幹線かがやきに乗車

さて、新幹線でおうちに帰りましょう。

18:17、かがやきに乗車。

コンビニで買ってきた三郎丸蒸留所のスモーキーハイボールと海鮮はんぺんを、ちびちびと。

魚津だ、糸魚川だ、妙高だ、と車窓を眺めているうちに寝落ち。

気づいた時には埼玉だった。

20:23、東京駅着。

おつかれさまでした。

おわりに

わたしにとっては二度目の富山。

氷見、高岡、岩瀬と、前回ひとりで巡った時とほぼ同じ旅程にはなったけれど、ふたりであらためて歩くとまた違ったたのしさだった。

氷見の寒ぶり、海王丸、新湊の富山湾すし、岩瀬のまちなみ。

行きたかったところ、食べたかったもの、見たかったもの、全部味わえたしね。

また来年の誕生日もどこか行きましょう！

 

本日の旅の出納帳

富山2泊3日の旅費、3日目発生分の記録。

今回は基本すべて2名分。

高岡駅→岩瀬浜駅2名1,160円
沙石利き酒（舛田酒造）1,000円
沙石おつまみセット（舛田酒造）300円
シュークリーム（大塚屋）500円
ほたるいか素干し、牡蠣素干し、糟ぶりオイル漬け（つりや）2,780円
悠牧豚丼ランチセット（MUROYA）1,100円
富山名産黒づくりカレーセット（MUROYA）1,000円
酒かすマカロン（MUROYA）300円
GAKU Ceramics湯呑（田尻本店）5,500円
岩瀬浜駅→桜橋2名380円
高岡ラムネ（大野屋）594円
白えびおかき594円
木.林（薄氷本舗五郎丸屋）756円
富山スペシャル天丼（白えび亭）1,890円
ほたるいか天丼（白えび亭）990円
白えび天ぷら（白えび亭）990円
スモーキーハイボール（三郎丸蒸留所）328円
はべん　白えび、サーモン、ぶりスモーク590円
20,752円

2泊3日（2名）合計103,698円（17,283円/日/人）。

ハッピーバースデー！！！！！！

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