青森

【青森4泊5日旅】1日目:津軽藩ねぷた村、弘前城菊と紅葉まつり

津軽藩ねぷた村 ねぷた

先日、青森県へ行ってきました。

今回の旅程はざっくり;

  • 1日目(弘前泊):津軽藩ねぷた村、弘前城菊と紅葉まつり
  • 2日目(弘前泊):最勝院、禅林街、武家屋敷、旧第八師団長官舎スターバックス、近代建築群めぐり
  • 3日目(弘前泊):棟方志功記念館、ねぶたの家ワ・ラッセ、津軽線蟹田駅
  • 4日目(弘前泊):五能線鯵ヶ沢駅、木造駅、つがる市縄文住居展示資料館カルコ、立倭武多の館
  • 5日目:弘前れんが倉庫美術館、近代建築群めぐり、帰路

という感じ。

きょうは1日目の記録。

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1日目:津軽藩ねぷた村、弘前城菊と紅葉まつり

08:55 羽田空港発

08:55、羽田空港発。

10:05、大館能代空港着。

大館能代空港からバスで大館駅へ向かい、そこから奥羽本線に乗って弘前へ向かおうと思っていたのだけど、空港バスの運転手さんにその旨を告げたところ、「大館駅に着くのが万一遅れて奥羽本線に間に合わなくなるといけないので、それだったら手前の鷹ノ巣駅でバスを降りてもうそこで奥羽本線に乗り換えちゃった方がいい」と教えてくれた。

(たぶんそう言ってるんだろうな、と雰囲気で理解する感じの方言具合、わくわくする!)

10:23 大館能代空港発

10:23、大館能代空港発。

10:53、JR鷹ノ巣駅着。

鷹ノ巣駅で弘前駅行きのきっぷを買い、駅をかるく散策してみると、JRの駅のとなりにもうひとつ小さな駅舎が建っているのをみつけた。

秋田内陸縦貫鉄道

鷹ノ巣から角館まで、秋田県内をずばっと南北に貫いている鉄道路線らしい。

下調べなしで来てるし、そもそも鷹ノ巣駅を利用するつもりもなかったから、ぜんぜん頭になかった。

うーん、こちらもたのしそう!

いつか!

11:10 JR鷹ノ巣駅発

あらかじめ見てきていた天気予報ではずいぶん暖かそうだと思っていたのに、ホームに立っているとやっぱり寒くて、リュックからダウンジャケットを出して重ね着する。

頭がスースーするので、毛糸の帽子も持ってくるべきだったかなあ…と思いながら防風ジャケットのフードをかぶる。

今回も荷物はリュックひとつだけど、とりあえず今ぐらいの気候には柔軟に対応できるぐらいの装備にはなってるはず。

やってきた奥羽本線に乗車。

奥羽本線で鷹ノ巣から弘前へ

沿線は山や田んぼ、川のながれや紅葉がうつくしく、1時間ほどの乗車時間もまったく飽きなかった。

12:18、弘前駅着。

弘前駅とりんご

駅の中も外も、りんごモチーフがいっぱいでカワイイ。

13:00 ラグノオ弘前百石町本店でカレーランチ

まずは予約していたホテルに立ち寄って、着替えなどの余計な荷物を預かってもらい、弘前城方面へ向かって歩き出す。

茶道具

最初の目的地は、カフェ。

カルディでも買えるあのおいしいおいしいチョコケーキ、ポロショコラがここ弘前のお店ラグノオささきのもので、しかも弘前にある本店にはカフェがあってもろもろのお菓子やカレーランチも食べられると聞いて、たのしみにやって来た。

カレーランチは、マイルドながらスパイスも感じられるりんごカレーにしゃきしゃきのサラダ、タンドリーチキンがワンプレートになっていて、それにワンドリンクがついて800円(安)。

…と、カレーのプレートの横に小さなボウルが載っていて、中を見ると抹茶味のポロショコラが一切れついていた。

メニューにはそんなこと書いてなかったけどな…、という意外性からのうれしみがすごい。

お腹も満ちたので、このあとどこかでお茶を点てることがあったとき用のお茶菓子に、ポロショコラを買っていくことにする。

ショーケースの中に何種類かのポロショコラが並んでいて、「184円」という表示が見えたので、一切れくださいと声を掛ける。

財布を取り出して184円を用意し始めたところ、レジをピッピッと打っていた店員さんから「64円です」と声がかかる。

「???184円じゃなくてですか???」と尋ねると、それは100gの値段で、そこからグラム数での量り売りとのこと。

え、安。

店内には常連さんらしき人がのんびり座って珈琲を飲みながら新聞を読んでいたりして、このまちの人たちの日常に組み込まれている感じがすごくいい。

ラグノオいいなー。近くにこんなお店があったら通っちゃうなー。

14:45 津軽藩ねぷた村

ラグノオを出て、弘前城の東側の堀に沿って歩き出す。

弘前城の紅葉

弘前城と言えば、の桜並木の桜の木が紅葉し、色とりどりの落ち葉がお堀の水面に浮かんでいてとてもきれい。

道に植えられている植え込みがりんごの木。

弘前の街路樹のりんご

さすが…!

のんびり歩くこと30分ほどで、津軽藩ねぷた村に到着。

ちょうど津軽三味線の生演奏が始まるところだった。

津軽藩ねぷた村 津軽三味線ショー

三味線の音色、腹の底あたりからぞわっと掻き立てられるものがある。

館内に展示されている弘前のねぷた、迫力あるー!!!

津軽藩ねぷた村 ねぷた

これがねぷたかー!かっこいい!

子供用のねぷたは、かわいらしい。

津軽藩ねぷた村 金魚ねぷた
津軽藩ねぷた村 子供用ねぷた

ここへ来るまで、正直「ねぷた」と「ねぶた」の違いもよくわかっていなかったし、それぞれの地域の特色、お囃子や掛け声の違いなんかも全然知らなかった。

館内には、過去から現在に至るねぷた師それぞれの作品や特色をまとめたコーナーがあり、実際に目にするとねぷた師ごとにはっきりと「画風」があることがよくわかる。

土地の人たちにはみなそれぞれ好みのねぷた(ねぶた)絵があり、それが祭りを支え続ける熱にもなっているんだろうなという感じがした。

津軽藩ねぷた村 庭園

実はそれほど興味があったわけではなかったのだけど、ここへ来てねぷたについて少し知ったら、がぜん興味がわいてきた。

これはもう、青森のねぶたも五所川原の立ちねぷたも見に行くべきだな!

明日以降の旅程に組み込もうっと。

16:30 弘前城菊と紅葉まつり&野点

この時期に弘前へやって来たのは、弘前城の紅葉まつりが開催されているから。

弘前城の門を入ってしばらく歩いた先に菊と紅葉まつり有料区間への入り口があったのでチケットを買おうとしたら、窓口の方が「有料区間ではプロジェクションマッピング等のショーが見られるのですが、紅葉を見るだけであれば17時から無料で天守まわりの本丸エリアや ”あの有名な階段” のあたりを通れますよ」と教えてくれた。

”あの有名な階段” が何かもよくわからないけど…???、ちょうど17時を過ぎたところだったので、とりあえず無料のエリアから行ってみよう。

教えられた道を進んで本丸へたどり着くと、天守がライトアップされていた。

堀の工事のため曳家で位置が変わっている弘前城

こぢんまりとしているけれど、なんというか、端正でうつくしい天守だな。

天守の裏へまわると、どーんと岩木山。

弘前城天守台から見る岩木山

気温が下がってきたせいか、日中よりもくっきりときれいに見えた。

山頂が3つにわかれてぽこぽこしていて、「山」の漢字のなりたちの絵みたいな山容だよね。

本丸からは、紅葉がきれいにライトアップされ灯篭が並ぶ小径が見下ろせた。

弘前城の夜の紅葉 比呂s会場聞くと紅葉まつりライトアップ

どうやらあれが ”あの有名な階段” なのかな…、小径を行き来するひとたちがみんな階段の上から下からこぞって写真を撮っているのが見える。

あとで行ってみようっと、と思いつつ、天守台の広場の隅におあつらえ向きのベンチが並んでいたので、My野点セットを広げてお茶を点て、お昼にラグノオで買ってきたポロショコラをいただく。

隅っこかつ暗がりなので誰もやってこないし、足下にはきれいにライトアップされた紅葉が広がっているし、お茶はおいしいし、至福…。

30分ほどのんびり過ごして、いよいよ ”あの有名な階段” へ。

弘前城の夜の紅葉 比呂s会場聞くと紅葉まつりライトアップ
弘前城の夜の紅葉 比呂s会場聞くと紅葉まつりライトアップ
弘前城 紅葉ライトアップ
弘前城の夜の紅葉 比呂s会場聞くと紅葉まつりライトアップ
弘前城の夜の紅葉 比呂s会場聞くと紅葉まつりライトアップ

ポンポンと置かれた灯篭、ライトアップされた色とりどりの紅葉。

うつくしい!

人出もそれほどなく、ちょっと待っていれば人が誰も入り込まない写真をかんたんに撮れるぐらい。

…無料でここまで弘前城と紅葉を堪能できるなら、有料エリアの意味がもはやわからない。

階段を上がったり下がったりしながら紅葉を満喫。

あー、美しかった。

追手門側の出口から外へ出る。

弘前城の夜の紅葉 比呂s会場聞くと紅葉まつりライトアップ

途中、有料エリアから大きな音楽が聞こえ、プロジェクションマッピングのライトらしき光がピカピカしているのが見えた。

なるほど、ああいう感じかー!

まあ、わたしは無料エリアで十分だったな。

弘前城、本丸下の紅葉もお堀まわりの桜の紅葉も、すばらしかった。

来られて、見られて、よかった。

19:30 居酒屋夢地で晩酌

弘前城を出て、飲食店の立ち並ぶ通りへ向かって歩き出す。

旧第五十九銀行本店本館の前を通る。

弘前市 旧第五十九銀行本店本館

突然のヨーロッパ感!

なんというか、このまちの気温や湿度の関係なのか、日本のほかの地方で見る近代洋風建築に感じるそこはかとないバタ臭さみたいなものが、あまり感じられない。

シンとしているというか、キーンとしているというか…(語彙)。

弘前での近代建築めぐりも今回の旅の大きな目的のひとつなので、明日以降もたのしみ。

ちかくにあった居酒屋 夢地に入り、田酒特別純米、茄子の紫蘇巻き、黒石豆腐、じゃっぱ汁、八仙特別純米をいただく。

地酒、地のもの、おいしい!

食べたり飲んだりしながらお店のご主人と今日めぐった場所について話をしていたら、「天守、場所が変わってたでしょう?」と尋ねられる。

場所が…変わってた…???

何のことかと思ったら、弘前城天守は石垣修理のため、平成27年に天守をお堀の縁からいま現在の位置へ曳家で移動させたのだそう!

ぜんっぜん知らなかった。

天守が本丸のど真ん中に石垣も何もなくぽこんと鎮座していて、ちょっと変わった雰囲気だなーとは思ったんだけど 笑。

のんきに横でお茶点ててたわ。

知らなかったことを知れるって、ありがたいね 笑。

たのしかった。

21:30 BBHホテル ハイパーヒルズ弘前へチェックイン

夢地を出て15分ほど歩き、楽天トラベルで予約していた宿、BBHホテル ハイパーヒルズ弘前に到着。

到着してから、このホテルが二年前に長野県の岡谷で泊まって朝食がおいしくて夫とふたりでモリモリ食べたホテルと同じ系列だったことに気づいた。

…基本「寝られればいい」ぐらいしか考えていないので、あんまり深くチェックするということがないのよね。

朝食付きプランだし、ベッドはセミダブルだし、ちょっと贅沢なぐらい。

4泊お世話になります!

お風呂に入り、就寝。

おやすみなさい。

おわりに

桜で有名な弘前。

秋の紅葉の時期もいいですよ、と青森在住のりんごママさんに教えてもらい、ANAユーザーとしては「その時期にトクたびマイルで大館能代便が出るといいなあ」とずっとぼんやり祈っていた(ANAは青森に空港がないので)。

祈りが通じたのか、11月第一週のトクたびマイルで見事に大館能代便が出てくれ、一晩で飛行機と宿だけ押さえ、喜び勇んで飛んできた。

ろくに計画も立てずに来たけど、ラグノオもねぷた村も弘前城の紅葉も見られて、よいスタートになった。

本日の旅の出納帳

青森4泊5日の旅費、1日目発生分の記録。

羽田空港→大館能代空港(ANAトクたびマイル)(4,500マイル)
朝食(おにぎり)270円
大館能代空港→鷹ノ巣駅(バス)290円
鷹ノ巣駅→弘前駅(JR奥羽本線)1,170円
ラグノオ カレーランチ800円
ラグノオ ポログラムミックスフルーツ64円
津軽藩ねぷた村入館料600円
夕食(居酒屋夢地)4,500円
BBHホテルハイパーヒルズ弘前(4泊)212円(楽天ポイント25,000ポイント使用)
7,906円

弘前城の紅葉まつりのせいか、弘前のホテルがどこも高くてしかも空きが非常にすくなく、ちょっと焦った。

楽天トラベルで、かろうじて4連泊でき値段もなんとか許容範囲内での宿が見つかり、助かった。

楽天ポイントも使えたしね。

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