最近再開した山歩き。
朝から歩き出し、景色を見ながらお湯を沸かし、あまくておいしいお茶でのひとやすみやあたたかいスープのある昼食を楽しんだりしています。
今日は、その時に使っている湯沸し専用セットについてまとめます。
アルコールストーブ、固形燃料、ガスバーナーなど、使用する火器をかえてもそれぞれに対応できる、汎用性のある道具立てになっていると思います。
トータル170g! 湯沸し専用基本セット
わたしが山歩きの時に持ち歩いている、湯沸し専用基本セットです。
お茶やスープやカップラーメン用にお湯を沸かすためだけに特化した一式で、トータルの重量は170g。
内容は次のとおりです。
エバニュー「チタン パスタもクッカーS」(95g)
チタン製の縦型ポットで、満水容量750ml。
実容量としては600ml程度がmaxになると思います。
チタン製なのでこの容量にしてはとにかく軽い、実測95g。
蓋が内側に落ちるのではなく外側にかぶさる形なので、中に収納するものを邪魔しにくいのもいいところ。
ポット内部に目盛もついているので、水を余分に使ってしまうこともない。
とてもよくできたポットです。
▼ウルトラライトハイク界で大人気だったらしいこのポット、実は現在なかなか入手が難しくなっています。こちらはちょっと大き目のMサイズ。
WILDO「フォールドアカップ」(23g)
北欧スウェーデン発の折り畳みできるアウトドアカップ、「フォールドアカップ」。
こんな風にペタッとしていますが…。
内側におりたたまれている部分を持ち上げながらひろげると、ころんとしたカップになります。
ちょこんとついた取っ手は頼りなげに見えますが、なかなかどうしてこれが結構持ちやすい。
実容量が200mlほどあるので、ふつうのお茶やコーヒー、スープだったらまったく問題なく使えます。
重量は実測たったの23g。
軽量で、コンパクトになるので持ち運びしやすく、熱が伝わらない素材なので熱い飲み物も飲みやすい、とてもおりこうなカップです。
6~7年は使っていますがとくに劣化もなく、毎回大活躍です。
▼赤青黄色緑のカラフルなタイプや、ベージュやグレーといったベーシックなタイプなど、いろいろあります。
ユニフレーム「FDフォーク Ti」(16g)
チタン製の折り畳みフォーク。
手で持つ部分が後ろに折りたたまれた状態だと、10cmに満たないコンパクトさ。
持ち手部分を伸ばしてロックをかけると、全長16cmになります。
これだけの長さがあれば、カップラーメンも食べやすい。
こちらもポットと同じチタン製だけあって、重さは実測16gと軽量です。
アウトドアに持って行くカトラリーを何にするかは迷う所ですが、わたしは山歩きでの食事はカップラーメンかスープ+おにぎりということがほとんどなので、フォークがあるのがいちばん便利。
スープ類はカップに直接口をつけて飲んでしまえばいいので、軽量化を考えて一本だけ持って行くなら、スプーンよりフォークのほうがあれこれ活用しやすい感じがします。
▼スプーンとフォークをあわせた「スポーク」というカトラリーもありますが、中途半端であまり使い勝手がいいとは思えないのですよね…。わたしの使い方なら、フォークがあれば大体は困らない。そういう割り切りもアリかなと思っています。
SOTO「マイクロトーチCOMPACT」(36g)
これも必ず持って行く、ライター。
アルコールストーブや固形燃料を使う時は必須。
ガスバーナーを使う時も、付属の点火装置がうまく火花を散らしてくれずに点火できないことがかなり多いので、ライターは必ず持って行きます。
この「マイクロトーチCOMPACT」は、ライターと呼んでいいのかためらうほどの強い炎を勢いよく噴き出すので、着火しにくいアルコールストーブのような火器でもかんたんに火をつけることができます。
実測36g。
指一本分ぐらいの大きさしかないコンパクトさなのに、とても頼れる存在。
ガスがなくなったら、カセットガスから直接充てんできるのも便利です。
▼SOTOのライターもいろいろな種類がありますが、スタッキングのしやすさや使い勝手の良さのバランスがいいのは断然「マイクロトーチCOMPACT」だと思います。
おわりに
わたしはアウトドアで火器で遊ぶのが大好き。
ガスバーナーでさっとお湯を沸かすだけでいい時、アルコールストーブや固形燃料でしずかな炎をじっくり楽しみたい時、焚き火の世話をしたい時など、気分によってあれこれ使い分けをしています。
今回の湯沸し専用基本セットもガスバーナー、アルコールストーブ、固形燃料といろんな熱源で使えるので、行く山やその時の気候や背負っていく荷物の重量などによって、どの熱源と組み合わせて持っていくかを考えるのも楽しみの一つ。
次回、この「湯沸し専用基本セット」の
- アルコールストーブ使用時
- 固形燃料使用時
- ガスバーナー使用時
の3つのパターンについて、火器と五徳など他のギア類との組み合わせをそれぞれまとめます。
おまけの話
エバニューのチタンポット、長年愛用しているし、とてもとてもよくできたギアなことは間違いないのですが…。
…「パスタもクッカ―」というネーミングセンスはどうなのよ…と長年思い続けています 笑。
(フタに湯切り用の穴があいていて、パスタのゆでこぼしもできるというのが大きな売りでもあるので、それをしっかり表現したい気持ちは伝わってきます。)
▼ブログランキングに参加しています。ポチ!っと応援お願いします。
にほんブログ村
▼アウトドアでも邪魔にならないコンパクトな財布はこちら。
▼スタッキングは沼。
自慢のキャンプ道具
女子のアウトドア
こだわりのキャンプ道具
アウトドアグッズって日常でもOKよね?
自慢の愛用アウトドアグッズ
▼その他のブログランキングです。テーマごとにランキング順でご覧いただけます。