プチお出かけ&食べ歩き

横浜のベトナムタウン、いちょう団地へ!「タンハー」と「金春」で 本格ベトナム料理をお腹いっぱい食べてきた。

横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー

8月5日、横浜市泉区にある「いちょう団地」へ行ってきました。


神奈川県営の大規模集合住宅であるいちょう団地。

昔ながらの団地の佇まいそのままのこの場所は現在、11カ国の出身の人々が暮らす多国籍なエリアになっています。

昨年はじめてベトナムへひとり旅してきて、ベトナムが大好きになってしまったわたし。

いちょう団地に本格的なベトナム料理をいただけるお店がいろいろあると聞いてぜひ行ってみたいと思い、お友だちと3人で行ってきました。

本格的、どころかもはや本当にベトナムにいると錯覚するほどの本場のおいしいベトナム料理をいろいろいただき、楽しい時間を過ごしてきましたのでご紹介します。

いちょう団地でベトナム料理ツアー

ベトナムそのもの!?な食堂「タンハー」

最初に行ったお店は、「タンハー」。

横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー

外観は、ちいさな平屋のプレハブ。

一歩なかへ入ると、そこはベトナム現地!?と見まごうばかりの空間になっています。

横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー 横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー 横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー

店内にはベトナムの食材や野菜、雑貨がぎっしり。

真ん中に大きなテーブルがどかんとあり、みんなそれぞれ相席で着席していきます。

分厚いアルバムのようなメニューには、おいしそうなベトナム料理満載。

横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー

ほとんどのメニューには日本語の説明もついています。

ベトナムビール「333(バーバーバー)」も。

横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー

飲み物は店内の冷蔵庫から自分で取ってくる方式で、最後のお会計に合わせてカウントされます。

ご一緒したキュウさん&とみーさんと、ベトナムビールでかんぱい!

横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハーでベトナムビール333(バーバーバー)

このうすくてぬるい感じが、ベトナム料理に合うんですよねえ…。

オーダーしたものがどんどんテーブルに並んでいきます。

横浜市いちょう団地のベトナム料理食堂タン・ハー

生春巻き、鶏の軟骨からあげ、フォー、バインセオ。

  • 生春巻きは中の具材がシャキシャキしてて、コクのある辛みそのようなソースとぴったり。
  • フォーは、山盛りの香味野菜とモヤシが別添えで出てきます。
  • 鶏軟骨のからあげは間違いなくビールに合う味付けで、さらに上に載せられたパクチーがセロリのようなさわやかさでおいしさを引き立てています。
  • ベトナム風お好み焼きとも呼ばれるバインセオは、たまごがかりっとしたクレープ状の衣のなかにぎっしりと野菜が詰まっていて、スイートチリソースが合う!

どれもほんとうにベトナムで食べているような本格的な味で、野菜もたっぷりでおなかいっぱい!!!

ベトナム出身者らしき人たちと同じテーブルを囲み、1歳になるかならないかぐらいの子がお母さんの横でニコニコしながら自分で哺乳瓶を持ってミルクを飲んでいる姿に癒され、わたしたちと同じようにここがとにかく美味しいと聞いてきてみたという日本人グループと会話しながら、たのしい時間を過ごしました。

「調子にのって注文しすぎちゃったね」というほどお腹いっぱい飲み食いし、お会計してみれば、なんと3人で4,000円ぽっきり。

おいしいし、コスパ抜群だなー!!!

会計時、「自分が2,000円出すので、あとはとみーさんとヌーさんそれぞれ1,000円ずつで!」と男気を見せてくれちゃったキュウさん。

するとレジをしていたベトナム人のおかあさんが

「それがいい、男のひとがたくさん出す、日本でもベトナムでも世界どこでもそれがいい!」

とものすごい説得力のあるコメントをあっけらかんとしていて、みんなで一緒に大笑いでした。

どのお料理も一品ごとに、これはこのソースをつけるとおいしい、お皿はもっといるか、など常に心配りをしてくれ、ニコニコと笑顔をたやさず、ほんとうにあたたかくていい雰囲気のお店。

どれを食べても文句なしにおいしいし、また是非是非再訪したい場所となりました。

営業時間や営業日がいまいち明確ではないのですが、11時に行けばだいたい開いているようです。

※追記:定休日は木曜日です!

バインミーとフルーツジュースがおいしい「金春」

いちょう団地に着くまでは、「何軒かあちこちまわって食べ歩きしよう」なんて言っていたのですが、一軒目の「タンハー」で食べすぎてしまってもうお腹いっぱい。

それでもなにかデザート的なものをちょっと食べたいよね、ということで移動することにしました。

横浜のいちょう団地、ベトナム料理店で本格ベトナム料理

ベトナム料理の人気店「サイゴン」は、15時にはお休みに入ってしまうということで今回はパス。

横浜のいちょう団地、ベトナム料理店で本格ベトナム料理

暑くて暑くて、なにか冷たいものを…なにか甘いものを…ということで、「サイゴン」と同じ並びにある「金春」へ飛び込みました。

横浜のいちょう団地、金春「バインミーヴィエ」

なんだかもう暑すぎて正式名称を忘れてしまったのですが、わたしはあまーいフルーツのジュース、とみーさんは柿のようななつかしい甘みのフルーツジュースにナッツが入ったもの、キュウさんは再びベトナムビールを。

このお店、ベトナム風サンドイッチ「バインミー」をテイクアウトできるということなので、家族へのおみやげにふたつ作ってもらいました(1つ500円)。

横浜のいちょう団地、金春「バインミーヴィエ」 横浜のいちょう団地、金春「バインミーヴィエ」

フランスパンに野菜と薄切りのチャーシューっぽいお肉、パクチーが挟まれていて、夫曰くとてもとてもおいしかったそう。

自分用も買っていけばよかった…。

ここももう一度行きたいお店です。

「金春」は「バインミーヴィエ」の店名でマップにでてきます。

いちょう団地への行き方、2経路ご紹介

いちょう団地へは大きく2通りの行き方があります。

小田急江ノ島線 高座渋谷駅から

小田急江ノ島線高座渋谷駅東口から神奈中バスで5分ほど、終点「いちょう団地」停留所下車。

こちらは、一軒目に行った「タンハー」にやや近い経路になります。

▼高座渋谷駅発いちょう団地行きの神奈中バス時刻表は、こちらからどうぞ。

相鉄本線 いずみ野駅から

相鉄本線いずみ野駅から神奈中バスで15分ほど、「集会所前」停留所下車

こちらは、二軒目に行った「金春」や、今回はパスした「サイゴン」にやや近い経路になります。

▼いずみ野駅発いちょう団地行きの神奈中バス時刻表は、こちらからどうぞ。

いちょう団地でベトナム料理ツアー  おわりに

2軒のベトナム料理店と2路線からのアクセスをご紹介しましたが、実際は「タンハー」と「金春」間の距離もたいしたことなく、せいぜい徒歩5分といったところ。

どちらもお散歩気分で気軽に回れるぐらいの距離感なので、使いやすい路線の方を選んで大丈夫だと思います。

ちなみにわたしたちは今回、行きは小田急江ノ島線高座渋谷駅から神奈中バスで行き、帰りは同じく高座渋谷駅まで徒歩で戻りましたが、おしゃべりしながら歩いて20分といったところでした。

神奈中バスの本数自体多くはないので、中途半端な時間だったら歩いて行ってしまったほうが却って早い、ぐらいの感じだと思います。

「いちょう団地」で気軽にたのしめる、おいしくてたのしい本格ベトナム料理ツアー、ぜひどうぞ。

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