シンプル思考

【にちにち】「トク」な人生ってなに??? / 人のことよりまず自分 / 「内」と「外」

LeicaQ作例:新御徒町から蔵前へ

新型コロナウィルスの広がりと混乱が大変なことになってきました。

いろんな情報が錯綜し、「パンデミック」以前に「インフォデミック」と呼ばれる状況になってきました。

病気が広い地域で流行することは「エピデミック」、世界的な大流行は「パンデミック」です。これに対し、「インフォデミック」は「インフォメーション(情報)」と「エピデミック(流行)」を組み合わせた言葉で、不確かな情報が大量に広がり、問題の解決を遅らせるような状況のことです。

こういうときは、まずは自分にできることとできないことを分け、自分にできることをしっかりとやっていく。

それしかないと思っています。

「トク」な人生ってなに???

ニューズウィークジャパンの記事について思ったことを。

内容的には、女の子が理系なんて…という偏見により理系選択する女子が少なくなっているが、実はリケジョは稼ぎがよくて「おトク」なんだよ、という趣旨でした。

言いたいことはとてもわかるのですが、うーん、なんだかなという感じ…。

まず「女子が理系なんて…」という理由で理系を敬遠する(敬遠させる)のは個人的にはとてもおかしいことだと思うし、だからといって「リケジョは稼ぎがいいからおトクだよ」という理由で理系を選ぶ(選ばせる)というのも、それもまたなんだかなあ、という感じがします。

そんな理由で進路を選択して、学びを追求する気になれますかね?

そして、それって楽しいですかね?

やりたいのでない学問を修めることはやりたいのでない仕事に就くことにつながりやすいでしょうし、そういう風にずーっと生きて行く(生きて行かせる)日々が、ほんとうに子どもにとって「トク」なのかなと。

そもそも、子どもの人生における「トク」ってなに???

人のことよりまず自分

写真家の幡野広志さんのインタビュー記事に、思ったことを。

わたしは、決めつけたり押し付けたりするタイプがとにかく苦手で…。

他人のことを決めつけて否定したり自分の考えを押し付けてるヒマがあったら、そのひと自身が信じることや思うことを自分自身の持てる力で自分自身のために淡々と実行していけばいいんじゃない?と思っちゃう。

前項の進路選択の件だってそうだけど、みんなそれぞれ、自分自身のこころが喜ぶ好きなこと、やりたいことをこそ求めていけばいい。

ひとのことよりまず自分。

「内」と「外」

新型コロナウィルスの急激な感染拡大に思ったことを。

自分が過去にがんを患った時、この世の中にがんになる人とならない人がいるのはなぜだろう?と思いました。

例えば、まったくたばことは無縁の生活をしていても肺がんになるひともいれば、いちにちに何箱もたばこを吸うのに肺がんにならないひともいる。

「たばこ」という外的な要因だけでは説明がつきません。

今回の新型コロナウィルスも同じで、ウィルスとのコンタクトがあっても感染するひととしないひと、発症するひととしないひと、重症化するひととしないひとがいる。

「新型コロナウィルス」という外的な要因だけでは説明がつきません。

おそらく個々の内側の要因も多分に作用していて、その「内」と「外」のバランスでそれぞれのものごとが顕現したりしなかったりしているはず。

ということは、「外」への意識と同じくらい「内」への意識も重要なんだなと。

今回のコロナウィルスに関して言えば、万にひとつ、入ってきた外敵をやっつけてもらうために、自分の内側の免疫を高めておく。

たしかに、果たしてそれで太刀打ちできる敵なのかもまだまだ不明です。

でも、なにごともバランスが肝要。

「外」への備えだけに気をとられず、「内」への備えもしっかりと、と思っています。

ツイッターでは、日々感じることや思ったことをポツポツつぶやいています。フォローいただけると嬉しいです。

error: Content is protected !!