新型コロナウィルスの広がりと混乱が大変なことになってきました。
いろんな情報が錯綜し、「パンデミック」以前に「インフォデミック」と呼ばれる状況になってきました。
病気が広い地域で流行することは「エピデミック」、世界的な大流行は「パンデミック」です。これに対し、「インフォデミック」は「インフォメーション(情報)」と「エピデミック(流行)」を組み合わせた言葉で、不確かな情報が大量に広がり、問題の解決を遅らせるような状況のことです。
こういうときは、まずは自分にできることとできないことを分け、自分にできることをしっかりとやっていく。
それしかないと思っています。
「トク」な人生ってなに???
ニューズウィークジャパンの記事について思ったことを。
『「女子が理系なんて……」という思い込み(偏見)』
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 12, 2020
いまでもこういう意識で娘の進路選択に制限をかける親が結構いるのかも、ってことか。
性別も「おトク」かどうかも関係なくて、本人がやりたい学問をやる、親はそれを見守る、しかないと思うんだけど…。変なのかな。https://t.co/tV26CWpu0y
内容的には、女の子が理系なんて…という偏見により理系選択する女子が少なくなっているが、実はリケジョは稼ぎがよくて「おトク」なんだよ、という趣旨でした。
言いたいことはとてもわかるのですが、うーん、なんだかなという感じ…。
まず「女子が理系なんて…」という理由で理系を敬遠する(敬遠させる)のは個人的にはとてもおかしいことだと思うし、だからといって「リケジョは稼ぎがいいからおトクだよ」という理由で理系を選ぶ(選ばせる)というのも、それもまたなんだかなあ、という感じがします。
そんな理由で進路を選択して、学びを追求する気になれますかね?
そして、それって楽しいですかね?
やりたいのでない学問を修めることはやりたいのでない仕事に就くことにつながりやすいでしょうし、そういう風にずーっと生きて行く(生きて行かせる)日々が、ほんとうに子どもにとって「トク」なのかなと。
そもそも、子どもの人生における「トク」ってなに???
人のことよりまず自分
写真家の幡野広志さんのインタビュー記事に、思ったことを。
『今年くらいから変わっていけばいいんじゃないですか。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 14, 2020
令和になったことですし、平成の人はもう「否定と押しつけ」の時代とは離れるべきですよ。』
そう!
否定、押し付け、決めつけ、要らなーい。
写真家・がん患者の幡野広志さんが体現する生き方 https://t.co/IbozMIiyvv @career_ocean1より
わたしは、決めつけたり押し付けたりするタイプがとにかく苦手で…。
他人のことを決めつけて否定したり自分の考えを押し付けてるヒマがあったら、そのひと自身が信じることや思うことを自分自身の持てる力で自分自身のために淡々と実行していけばいいんじゃない?と思っちゃう。
前項の進路選択の件だってそうだけど、みんなそれぞれ、自分自身のこころが喜ぶ好きなこと、やりたいことをこそ求めていけばいい。
ひとのことよりまず自分。
「内」と「外」
新型コロナウィルスの急激な感染拡大に思ったことを。
ここまできたらもはや、自己免疫を高めるしか…。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 15, 2020
がんでも、例え同じことをしていてもなる人とならない人がいるように、ウィルスとのコンタクトがあっても感染する人としない人、発症する人としない人がいる。
しっかり食べる、寝る、体を動かす、ごきげんでいる。
そしてマスク、手洗い、うがい。
自分が過去にがんを患った時、この世の中にがんになる人とならない人がいるのはなぜだろう?と思いました。
例えば、まったくたばことは無縁の生活をしていても肺がんになるひともいれば、いちにちに何箱もたばこを吸うのに肺がんにならないひともいる。
「たばこ」という外的な要因だけでは説明がつきません。
今回の新型コロナウィルスも同じで、ウィルスとのコンタクトがあっても感染するひととしないひと、発症するひととしないひと、重症化するひととしないひとがいる。
「新型コロナウィルス」という外的な要因だけでは説明がつきません。
おそらく個々の内側の要因も多分に作用していて、その「内」と「外」のバランスでそれぞれのものごとが顕現したりしなかったりしているはず。
ということは、「外」への意識と同じくらい「内」への意識も重要なんだなと。
今回のコロナウィルスに関して言えば、万にひとつ、入ってきた外敵をやっつけてもらうために、自分の内側の免疫を高めておく。
たしかに、果たしてそれで太刀打ちできる敵なのかもまだまだ不明です。
でも、なにごともバランスが肝要。
「外」への備えだけに気をとられず、「内」への備えもしっかりと、と思っています。
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