シンプル思考

【にちにち】コロナ休校、家庭だからこそできること / ムダな時間、バンザイ! / 夫はとっても子育て上手

イッタラTeemaイエローといちご

新型コロナウイルスへの対応で、娘の高校も一斉に休校に入りました。

自分以外のひとが一日中家にいる日がずっと続く状況って、久しぶり。

わが家の場合子どもがもう高校生なので、ヘタすると朝昼兼用の食事で一度おりてきてそのあと顔を合わせるのは夕食の時だけ、みたいな感じの日すらありますが。

お子さんがもっと小さいおうちはほんとうに大変だと思います。

気が休まる時がないですよね。

コロナ休校、家庭だからこそできること

終わりがいつくるのかもわからない長いお休みに、子ども自身も戸惑い気味。

来年度は大学受験の年となる娘。

机に向かっての勉強も大事なのでしょうが、わたしは家のことをいろいろさせる期間にもしたいと思っています。

自分のことは自分でできるようにする。

自分が属しているコミュニティには、自分ができることを提供する。

そういう意識がなくなんでもしてもらうのが当たり前、自分がなにもしなくてもものごとが回っているのが当たり前だと思ってしまうと、いくらお勉強ができたとしても(例えできたとしても!)社会で生きて行ける人間にはなれないだろうなと。

後日、『東洋経済』でこんな記事も出ていました。

まったく書かれている通りだと思います。

長い休み、何を勉強させるかも大事だけれど、「家庭だからこそできること」も大事。

ムダな時間、バンザイ!

休校がはじまって数日、娘やその友人たちもすでにギブアップ気味。

女子高生たちの「ふつうにまいにち学校行ってたのって、すごいことだったんだね」という言葉の重みときたら…。

「ふつう」だと思っている日々が実はとても有難いことであるというのは、わたし自身は年齢を重ねる過程でいろんな経験をしてきてようやくたどり着きつつある心境。

刺激と活力に満ちたまいにちを送っている人にとっては枯れてカスカスななんとも味気ない境地かもしれませんが、わたしはこの実感を得てから、掘れば自分なりのゆたかさがいくらでも湧いてくるような期待感とともに、生きるのがとてもたのしくなりました。

高校生なりに感じることがあり、それが人生を醸成していく一端となり蓄積となっていくのであれば、それはほんとうに得難いすばらしい経験。

一見ムダな時間、バンザイです。

夫はとっても子育て上手

夫はほんとうに子育てが上手だと思うのですよね…。

  • 「掃除してくれてるって」 ← 掃除をすることはいいことだということが伝わる
  • 「お母さんから聞いたから」 ← わたしがちゃんと娘を褒めていることが伝わる
  • 「”毎日続けてるから”だよ」 ← 気が向いた時にやるだけではなく毎日続けることって大変なんだよ、だからこそすごいんだよということが伝わる

…カンペキ 笑!

意識しているわけではないのでしょうが、子どもに伝えたいメッセージがすうっと無理なく入っていくようになっているんですよねえ。

夫はこういうことがとても多い。

おそらく、自分なりの信念や信条がとてもはっきりしているのだと思います。

わたしとちがってほんとうに子育て上手。

ありがたいです。

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