きょうは急激にものすごい寒さとなりました。
おかげで、ようやくクリスマスツリーを出す気分に。
シンプルに、クリスマス準備。https://t.co/KycuM4fwhg
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 7, 2019
▼ライカQ+ブラックミストフィルターで撮影https://t.co/yn8IAqoRXR
#LeicaQ#ファインダー越しの私の世界#キリトリセカイ#クリスマスツリー pic.twitter.com/sOS7DGASbu
なんだかのらりくらりと過ごしてきた一週間のまとめ。
17年目の感謝
娘の誕生日でした。
きょうは娘の誕生日。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 3, 2019
17年前、私の大病のせいで2ヶ月近くも早く取り出された娘。https://t.co/Yx6qgOofR6
おっぱいなんて一滴もあげられなかったし、私が退院するまでほぼ一年間ロクに抱っこしてやることもできなかったけど。
小粒ながら元気でまっすぐに育ってくれていて。ほんとに有難いよ。
このツイートにあるように、娘はわたしの病気のせいで予定日よりもかなり早く帝王切開で生まれてきました。
このときはまだわたしの病気がなんなのかわかっていなかったため、病院の方で相当入念にいろんなケースを想定して手術の準備をしてくださった記憶があります。
手術室へ入ると20人ぐらいの医師?看護師?にぐるっと囲まれての手術となり、幸いとどこおりなく取り出された娘はそのまますぐにNICUへ運んでもらい、母子ともにまずは無事に手術室から出てくることができました。
そこからようやくさまざまな検査をしてわたしの病気が血液のがん「悪性リンパ腫」であることがわかり、治療開始。
検査や治療の合間を見てNICUへいったり病室へ連れてきてもらったりで一日一回ぐらいは娘をだっこする機会を持っていましたが、それ以外はもう自分のからだがしんどくてとてもそれどころではない、こういってはなんですが母性もへったくれもない、と言うのが正直なところでした。
2002年末にわたしの治療が始まり、2003年の年明けにはやむなく夫の実家に預けられていた子どもたち。
2003年秋、わたしの退院後に、まずほとんど触れあったことのなかった娘だけを先にわたしの実家に連れてきて、慣らし運転的な育児生活を始めました。
それから17年たち、元気にまっすぐ17歳を迎えた娘。
ずっとわたしとわたしの家族を助けてくれてきたすべてのものごとに、感謝です。
自分で選ぶ
写真家の幡野広志さんのエッセイに思ったことを。
『好きなものがわからないなら、なお、どんどん「好きそうだな」「好きかもな」ってものを試して、失敗していかないと。』
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 7, 2019
私も、子育てしててこれは一番と言っていいほど意識してきたこと。
子供が自分で選ぶ。
そして失敗の悲しみも満足の喜びも、しっかり自分で味わう。https://t.co/c7iwRuSQBD
こちらは2年半ほど前、家族旅行の行き先を子どもに決めてもらった時のわたしのブログ記事。
そしてこちらは、わたし自身の「自分で決める」についての記事。
わたしにとって、「自分で決める」というのはものすごくものすごく大事なこと。
自分自身で決めるからそれがピタッとハマったらものすごくポジティブな気持ちを味わえるし、逆にそれがハズれたらものすごくネガティブな気持ちになる。
でもそれを心から感じられるのは、その出発点が「自分が決めたこと」だから。
自分が決めたことだから、どんな結果になってもまず受け止めることができる。
受け止めて、振り返って、次に活かすことができる。
子どもたちにも、そうあってほしいと思うのですよねえ。
うまくいかないことばかりでも、自分で決めたことなら納得できる。
うまくいったら、自分を信じる気持ちが出てくる。
どっちにしても、生きていくのに大きな道しるべになります。
自分を守る壁のつくり方
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) のメンタリティに関する記事について思ったことを。
『生まれ持った「繊細さ」というこのカードを生かせる環境を大切にしながら、そして時には自分を守るための「健全な壁」という技を使っていく。』
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 7, 2019
私も昔は、他人の色んな感情を(勝手に)背負い込んではぶっ倒れてた。
今は平気。自分を守る壁の作り方を体得したっぽい。https://t.co/49CG1W9ekK
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) は、近年よく聞かれるようになってきた、いわゆる感受性が非常に強いタイプの呼び方。
わたしは若い時にまさにこれで、見るもの聞くものすべてからものすごい情報量を(勝手に)受け取ってすべて自分の中に取り込んでいました。
これ、もっのすごく疲弊します。
人と会って話しているだけでぐったり疲れるし、映画なんて一本観ると頭が割れるように痛くなり、映画館のトイレで吐いたことも何度もあります。
ほんとうに生きづらくて、その自分の中に抱えていた「生きるのってつらいしつまんない」という思いが17年前の大病につながったんだろうなと自分では思っていて。
だから病気からの回復の過程で、メンタル面もいろいろトライ&エラーで改良してきました。
- ムリをしない、がんばらない、適当にする
- やめる、手放す、軽くする
そうやって自分を守る壁のつくり方を体得してきたことで、いまではまずHSPとは思われないだろうタイプになったような気がします。
自分を守る壁を作るときのわたしの思考&行動パターン。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 7, 2019
①割り切る
②あきらめる
③捨てる
①はまだ一応ニッコリその場にはいたりするけど、②はそもそも近づかなくなって、③とか脳から消去レベル。
超絶自分本位だけど、弱い人間が自分を守るにはこれぐらいしなきゃダメなんだと思うに至った。
他人を変えるのは無理なので。
そして他人はわたしを守ってはくれないので。
わたしのことは、わたしが守ります。
▼ツイッターでは、日々感じることや思ったことをポツポツつぶやいています。フォローいただけると嬉しいです。