がんになって初めて知った、高額療養費制度
わたしは、がんを経験しています。
9ヶ月間も入院しての治療だったので、それはそれはたくさんのお金がかかりました。
百万単位の請求書を受け取っていた月もあります。
国に「高額療養費」という制度があるということは、このとき初めて知りました。
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。
上限額は、年齢を所得に応じて定められています。
また、いくつかの条件を満たすことにより、負担を更に軽減するしくみも設けられています。
年齢や所得によって基準は変わってきますが、一定の額以上の費用はすべて、国が負担してくれるのですね。
この制度による、わが家の当時の支払上限月額は10万円弱。
のこりはすべて、申請後に戻ってきました。
日本の医療制度のすごさに感激しました。
わたしが受け取った保険金
これとは別に、当時わたしは個人での医療保険に加入していて、
- 日額5,000円の入院保障
- 疾病一時金
を受け取りました。
受け取った入院保障が、月に15万円(5,000円×30日)。
前記のように、月々の医療費は、高額療養費制度のおかげで10万円弱が上限。
単純計算では、加入していた医療保険の入院保障だけで、かかった医療費を十分カバーできたことになります。
個人で加入する保険なんて、そんなにふんだんには要らないのだと学びました。
「妻」が病気になるということ
でも、その一方で痛感したこと。
「妻」が病気になることは、「夫」のそれとはまた大きく異なる大変さがある。
わたしは退院してからも体調が戻らず、家事はほとんどまともにできませんでした。
- 買い物行けない
- 食事作れない
- 洗濯できない
- 掃除できない
- 子どもの送り迎えできない
家庭が回りません。
そこでこうしたことを、市の福祉課に相談し、紹介してもらった地域のサポートNPOに代行してもらいました。
チケット制で、一時間2,000円。
1日二時間、週三回来てもらっていました。
病気など万が一の時の保険は、「家計の主たる担い手である(ことが多い)夫」の保障ばかりに目が行きがちですが、実際は、妻が動けない状態になった時にもほんとうにいろいろとお金がかかります。
妻を軸としてふだん成り立っている家庭生活を、妻が動けない状態でも最低限回すためのお金。
医療の保障というだけでなく、特に子どもが小さいうちはそういった視点も必要ということを、身を以て経験した機会でした。
いまの保険、必要十分な保障になっていますか?
保険というものは、ある日突然必要になるもの。
不安ばかり先走ってやたらめったら備えすぎても無駄になるし、かといって備えがなさ過ぎては、万一の時に目も当てられない悲惨な事態になりかねません。
でも、家族のライフプランにあわせてその時々で必要十分な保障を考えるのは決して簡単なことではなく、きちんとした金融知識と医療界の動向への知識や情報も必要となってきます。
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