先月のことになりますが、山形・秋田へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは3日目の記録。
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3日目:山王くらぶ、酒田ラーメン照月、羽越本線、秋田市街散策
08:30、二泊した宿をチェックアウト。
ねこさんがじゃれに来てくれた。ばいばい。
この日もいい天気だけど、午後からは雨になるらしい。
昼過ぎには秋田へ移動する予定なので、それまでに酒田の街をもうひと歩き。
09:00 山王くらぶ
寺町通りを抜けて、歩くこと30分ほどで山王くらぶに到着。
二階大広間の福傘、あでやか。
辻村寿三郎の人形の常設展示も。
お内裏様おひな様三人官女五人囃子などをすべて舞妓や芸妓、かむろなどでそろえ、調度品も細かくつくりこまれたひな遊び揃え。
うつくしすぎて、ちょっとぞくっとする。
竹久夢二が酒田逗留時に必ず宿泊していたという部屋が茶室になっていたり、北前船による酒田の繁栄を紹介する北前船の間、芭蕉をはじめとする酒田を訪れた文人たちの足跡を紹介する文人墨客の間、北前船で儲けに儲けた商人たちの商談の場所ともなっていただろう料亭文化の間など、意匠をこらしたうつくしいしつらえの部屋がたくさん並んでいる。
障子の桟が、投網のデザイン。
北前船で潤い、粋を集めていたであろう、往時の酒田の文化の高さと賑わいがそこここに感じられた。
10:00 山居倉庫、酒田夢の倶楽
酒田のまちを、もうひと歩き。
古くて味のある街並みを眺めながら、初日にも訪れた山居倉庫と酒田夢の倶楽へ。
山形酒田
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) March 4, 2024
酒田夢の倶楽(くら)
山居倉庫に隣接したこのスポット、工芸品や食品などの山形の物産が網羅されてるのと、「ファストフード」コーナーで玉蒟蒻・揚げもち・ラーメンなどの手軽な地元食をイートインできるのと、地酒がなんとワンショット100円で試せるのがすんごくよかった(2回行った😆) https://t.co/qF4jJh53rR pic.twitter.com/tfqm7bGeaq
酒田特産のいかを練りこんだ蒲鉾串と地酒のワンショットをひっかけて、おしまい!
11:30 酒田ラーメン照月
山居倉庫のそばに酒田ラーメンのお店照月があったので、お昼ごはんを食べてしまうことにした。
山形酒田
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) March 4, 2024
酒田ラーメン照月
ワンタンメン細麺(830円)
薄皮でちゅるんちゅるんなワンタンが入ってて、美味しかった😋! pic.twitter.com/2LeOCX9AMr
酒田ラーメンはワンタンが入っているらしい。
ちゅるんちゅるんしてておいしかった。
さて、そろそろ酒田駅へ向かおう。
映画『おくりびと』のロケ地にもなったという、中通り商店街。
懐かしい雰囲気のアーケードだったけど、人通りがほとんどなかった…。
そして、ご当地ラジオ番組のパーソナリティーさんの明るい声がずーーーっと流れてる。
地方の商店街でほんとうに良く出会う光景。
12:29 羽越本線で秋田へ
12時半前の羽越本線に乗車。
酒田駅を出てしばらくの間、真正面に真横に鳥海山がドーーーンと見えていて、壮観。
吹浦駅で日本海に出ると、そこからはずーーーーっと海沿いに秋田へ向かって北上していく。
県境を越えて秋田県へはいると、海側には初日に行った飛島が意外なほど大きく迫って見えてくる。
そして陸側は、いまから2,500年前の鳥海山の山体崩壊での岩なだれによって小さな丘がぽつぽつ点在するちょっと不思議な風景、九十九島。
こちらからだと、鳥海山のかたちもまた全然違って見える。
そのうち左前方に男鹿半島がびよーんと伸びているのが見えてきて、いよいよ秋田駅に近づいているのを感じる。
14:19、秋田駅着。
こまちが停車していた。
かっこいいなあ、乗りたいなあ。
秋田駅前へ出て、ホテルへ向かう。
午前中とは打って変わってどんよりと曇り、ぽつぽつと雨が降って来た。
リュックから折り畳み傘を出してさす。
初日から晴れて暑いぐらいの日ばかりだったので、こうなると肌寒く感じるけど、ここへきて周りを見渡してみても街なかにまったく雪が見当たらない。
山形も秋田も、記録的な少雪なんじゃないだろうか…。
15:00 ホテルメルディアにチェックイン
今回も突発旅なので、出発前日に大急ぎで予約してきたホテルメルディア秋田。
駅からは15分ほど歩くけど、シンプルできれいだし、楽天ポイントが使えてよかった。
15:30 秋田市街散策
余計な荷物をホテルの部屋に置き、散策へでかける。
旧秋田銀行本店だったというレンガ造りの建物は、日本の近代建築に特有の瀟洒な雰囲気と堅牢なつくりがすてきだった。
和菓子屋さんを数件めぐり、赤れんが郷土館を見学し、趣ある建物がすてきな那波伊四郎商店をのぞいてみる。
…と、ここでほぼ見終わってしまった感じ。
雨が降っているし、まちなみもそれほど大きくないし、そもそもあんまりお店が開いてない…。
旭川沿いに飲食店が立ち並ぶ川反通り(かわばたどおり)を歩いてホテルへ戻り始めると、気になるお店を発見。
秋田郷土料理秋田乃瀧。
17時から開店とのことでまだちょっと時間があったので、18時から一名で、と予約を入れて、ホテルへ戻る。
18:00 秋田乃瀧
18時、ホテルの部屋を出て、先ほど予約させてもらってきた秋田乃瀧へ。
秋田の川反の郷土料理やさん、秋田乃瀧
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 27, 2024
ぎばさ酢の物
カスベ唐揚げ
舞茸バター焼き
ハタハタ寿司
筋子おにぎり
舞茸味噌汁
太平山純米艸月
雪の茅舎山廃純米
「エロ納豆」だけなぜか写真が撮れてなかったのがめちゃくちゃ残念😢
エロ納豆すごくおいしかったのにー🥲https://t.co/qZXyjelCcF pic.twitter.com/XePzoTA3fc
秋田らしい海のもの山のものをたくさん食べられて、大満足。
女将さんが気さくで(しかも美人)、お店の雰囲気もとてもよかった。
20:00 入浴、就寝
ホテルへ戻り、入浴、就寝。
明日は最終日。
雨は午前中で上がるという予報だけど、どうなるかな…。
おわりに
山形から羽越本線で秋田へ。
海に沿ってずーっと北上していく路線は、鳥海山、日本海、飛島、男鹿半島と車窓もさまざまに変化して、乗っているだけでたのしかった。
秋田のまちは、あたらしくも古くもなく、大きくもちいさくもなく、深くもなく浅くもなく…。
思いのほか中途半端な感じで、ちょっと物足りなかった。
本日の旅の出納帳
山形・秋田3泊4日の旅費、3日目発生分の記録。
山王くらぶ入館料 | 410円 |
おみやげお菓子(酒田夢の倶楽) | 2,801円 |
地酒ワンショット(酒田夢の倶楽) | 110円 |
旬彩焼き(酒田夢の倶楽) | 210円 |
ワンタン麺(酒田ラーメン照月) | 830円 |
酒田駅→秋田駅(JR羽越本線) | 1,980円 |
めるへんかまくら(秋田郷土菓子司勝月) | 180円 |
赤れんが郷土館入館料 | 210円 |
ホテルメルディア秋田 1泊素泊まり(楽天ポイント使用) | 11円(5,100pt) |
秋田乃瀧 | 5,800円 |
12,542円 |
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