先日の函館4泊5日ひとり旅、2日目。
大沼国定公園で大沼をぐるりと一周サイクリングした日の記録です。
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函館ひとり旅2日目:「大沼国定公園でサイクリングしてみた」
非常によく眠れ、気持ちよく目が覚めた2日目。
函館朝市「たびじ」で朝ごはん
函館に来たら、やっぱり海鮮の朝ごはんを食べたい。
函館朝市へ向かいました。
歩いていると呼び込みの声を掛けられることが多かったけれど、大きなどんぶりで2,000~3,000円という所が多く、そんなに食べられないので困る…。
「どんぶり横丁」という一帯にちいさい盛りで出してくれるお店が何店かあったので、そのうちの一軒「たびじ」でイクラ・イカ・カニの小どんぶりを。
おいしかった。
函館駅からJRで大沼公園駅へ
函館朝市を出て、函館駅へ。
ターミナル駅感が、いいですねえ…。
乗ったのは、振り子式のスーパー北斗。
子どもたちが小さいころ、乗り物ビデオでよく見てたなあ…。
乗車後30分ほどして外を見ると、この景色でした。
え、もう着いたの?と思うぐらい近かった。
レンタサイクルで大沼一周サイクリング
駅前の「ポロト館」で、レンタサイクルを申込み。
電動ではない普通のシティサイクルを1日レンタルで、800円(割引後)。
地図をもらい、大沼一周が14kmであること、多少アップダウンがあること、駒ケ岳神社のあたりがちょうど全道程の半分ぐらいであること、一周の最後の方に自転車禁止・徒歩のみでまわれる散策路「島巡りの路」があること、を教えてもらい、出発!
10分ほどで景色がすっかり緑色になってきます。
有線の環境音楽チャンネルか?と思うほど、美しい鳥の声や木々の葉擦れの音が聞こえてくる。
20分ほどでかわいらしいカフェ「三月の羊」の前を通りかかったので、おいしいお菓子を頂きながら1時間半ほどティータイム。
景色がきれいなポイントポイントにちゃんと自転車の駐輪スペースが用意されているので、自転車を停めては景色を眺めに行く。
あいにくの天気で遠くの見晴らしはきかなかったけれど、ちょうどハスやコウホネの季節で、あちこちの水面で白や黄色のお花を楽しむことができました。
のんびりのんびり走っていると、東大沼キャンプ場にさしかかりました。
国定公園内、ふかふかの草地サイト、晴れていれば駒ヶ岳ドーン!な眺望、水場完備、トイレ超~キレイ。
そして、利用料金無料!!!
…えっと…天国かな…???
ここでキャンプしたい…北海道うらやましいすぎる…。
しばらく走ると全道程の半分と聞いていた駒ヶ岳神社が。
ちいさな祠の横におおきな岩があり、やはりどこか違った空気がながれていました。
JRの線路と踏切の見える月見橋を越えると、「島巡りの路」の入り口が。
自転車を置いて、散策開始。
たくさんの小島を橋で渡りながらぐるっと一周1時間ほどでまわる「島巡りの路」は、ハスやコウホネ、木々の緑も美しい散策路。
晴れていれば駒ヶ岳もドーンと見えるそうです(見たかった)。
ここまでくると大沼一周14kmのサイクリングもほぼ終わり。
北海道らしいまっすぐな道路と、それに沿って走るまっすぐな線路を走っていくながーーーい貨物列車を眺めながら、大沼公園駅前に戻ります。
駅前の「沼の家」で大沼だんごを購入して、今回のサイクリングはおしまい。
14kmなんてぐるっと一周まわるだけなら1時間で行けてしまう距離ですが、途中あちこちでかなりのんびりしたので、10時スタート14時半終了、という感じでした。
雨に降られることもなく、暑さでバテる気候でもなく、気持ちよくサイクリングできました。
函館へ戻り、市電で立待岬へ
まだ15時なので、函館方面への電車を待ちつつ、ここからどうするかを考える。
途中の五稜郭駅で降りて五稜郭へ寄ってみるか、函館駅まで戻って立待岬に行くか…。
調べてみるとどうやらJRの五稜郭駅は五稜郭に全然近くはないようなので(なんじゃそりゃ!)、一気に函館まで戻って立待岬へ行くことにしました。
さよなら、大沼!たのしかった!
そして、戻った函館駅前からはじめて市電に乗り、終点 谷地頭(やちがしら)へ。
わー!ブラタモリの函館回で触れられていた、この大きさの駅にしては立派すぎる車止め!
ほんと、ここに至るまでの下りがかなりきつかったので、念のためにこれぐらいのストッパーが必要なんだろうなあ…。
谷地頭の駅からどんどん道を進んでいき、石川啄木一族の墓もある墓地を抜けつつのぼっていけば、立待岬に到着!
切り立った山肌と海の対比がとても美しかった。
晴れていれば青森側の両半島も見渡せるそう。
反対側に目を向ければ函館の街が続いているのが一望でき、しばらくベンチに座って時間を忘れて景色を眺めていました。
立待岬から函館市街地へ
時刻は17時。
のんびり歩いて市街地へ戻ることにしました。
ぽつんぽつんと小さな港を通り過ぎる。
北の国らしい風景。
さっき市電で通ってきた大通りを横切る。
ほんとに道がまっすぐなんですよねえ。
向こうからネコが歩いてきたので「ちょっと撮らせて―」と声を掛けたら、横の草むらにひょいっと入り込んでポーズをとってくれた。
それを見ていたおばあさんが「あらまあ!いつもここで撮ってるの?」とびっくり。
いえいえ、初めてみかけたネコちゃんですーと答えたら、「まあ!あんまりちゃんと撮られに行くから、慣れてるのかと思った!」と大笑いしてた。
のんびり小一時間で十字街へ帰還。
市電のポイント切り替え制御をしていたという旧い操車塔、かっこいい。
ちょっと早いけど夕ごはんをたべちゃおうかなと思って検索したら函館塩ラーメンのお店「豆さん」が近くだったので、寄り道。
おいしかった。
函館駅前のホテルへ帰還
ぽつぽつと雨がふりはじめたので、十字街ちかくのユニークな外観のラッキーピエロなどを横目に見つつ、函館駅前の宿まで歩いて戻りました。
この日はこのまま就寝。
一日の歩行距離、前日とぴったり同じ、13.6km(+大沼一周サイクリング14km)。
おわりに
二日目は、大沼と立待岬という北海道らしい自然な景観を存分に味わうことができたいちにちでした。
明日3日目は残念ながら終日雨の予報なので、あまり雨を気にせずに済むたのしみかたをしたい。
北海道新幹線で津軽海峡をこえて青森へ行き、フェリーで津軽海峡をこえて戻ってくるという、酔狂なことをやってみたいと思います!
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▼雨にも風にも負けなかった!今回のミニマルな旅の荷物の工夫はこちら。
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